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今日はボリビアから国境を越えてペルーに向かう列車に乗ります
♪ちゃららちゃちゃららちゃちゃー
(うそです)
クリスタルレジンNEOという二液レジンを使っています
直接使うのは難しいので乳酸飲料のペットボトルに移して使います
ペットボトルは水とアルコールで洗浄してあります
混合する前のレジンを暖める冷温庫
天板に穴を開けてサーモスタットを突っ込み温度管理しています
アクセサリーぽい物を作るときには25℃にしています
今回は気泡が入っても特段問題無いので流動性を考慮して30℃にしました
硬化中のレジンの温度を管理する冷温庫
20℃にしています
混合前の温度とこちらの温度を調整することにより、粘度と硬化速度をコントロールできます
これにより気泡の発生を(大部分において)防ぐことができます
ただし、実際に混合する外気温が別パラメタでありますので歩留まりはまだまだです
混合前のレジン
一晩以上寝かせてレジンの温度を調整します
これにレジンを流します
ボルトにレジンが固着すると、、、困ります
重力制御装置登場
一般的にはフィギュアのお立ち台として売っています
載せて
♪回る~回る~よ時代は~回る~
って感じで使います
タニタのキッチンなんとか
0.1g単位まで計れるヤツです
「0.1g計れるはかり」を普通に買おうとすると2、3倍の値段します
タニタすごい
ざっくり計算したところ、今回は合計で60gほどで足りるようです
空のペットボトルに主剤を40.0g移しました
続いて硬化剤を20.0g追加しました
このとき、主剤と硬化剤の比率をできるだけ正確に2:1に近づけます
比率が2:1から大幅に離れると硬化不良になります
誤差1%以下を目処にしています
(どうしようも無くなったときには廃棄するくらいの勇気と慎重さが必要)
「気泡が入らないように」「よく混合」します
標準でカップとへらが付いていますが私には無理でした
いろいろ試した結果たどり着いたのがペットボトルです
光にがざすと混ざっていないところがモヤになって見えます
え~。ペットボトルが小さかったです
普段は今回の1/5程度の量を混合しています
空間が足りなくて上手く混合できないので振ってしまいました
今回は構造物なので若干の気泡は問題ありませんのですからして
流しているところ
0.5mmの隙間にも問題なく入っていきます
♪回る~回る~よ時代は~回る~
そういえばサイズの関係で冷温庫に入らなかったんですよねー
今回はヤスリでがりがり削ることもできるのであれですが
いかに水平にするかに随分悩んだ時期がありました
吊るすとかレベルを出すとか、構想段階で無理ゲーでした
結果、まわせば擬似的に水平になるだろうと言うことになりました
今回も外枠がぎりぎりの高さでやばかったのですが、水平と表面張力でどうにかなりそうです
体積などにもよりますが、まる2日程度で硬化します
硬化中・・・